So-net無料ブログ作成

セーシュンの新小岩機関区~ハチロク編 [昔鉄(60年代の国鉄・私鉄)]

 夕刻にはまだ少し早い時間、茶色い総武線の電車が、荒川放水路と中川に架かる長い鉄橋を渡って新小岩駅に到着すると、鼠色に変色したズックの肩掛けカバンをたすきにかけた一人の中坊が電車を降りて、駅の北口に向かいます。本来の下車駅はまだ先の市川なんだけど、学校の帰り道、途中下車してどこかに立ち寄ろうという魂胆?
 平和橋通りを渡ると、国鉄の敷地は北側に大きく膨れて、その側道に沿って歩いて行くと大きな給水塔が見えてきます。その下の線路を、奥にあった国鉄新小岩工場の方から、時代がかった蒸気機関車がバックでやって来ました。ナンバーは38638。
01_38638_39年.jpg


 駅の方に向かった蒸気機関車を見送ると、中坊は側溝に架けられた階段を登り、鉄道の敷地に入り込むと、勝手知ったる調子で線路を渡り、給水塔の下を回り込み、大きくに広がっている線路群を右手に見てそのさきにある事務所棟にスタスタと入り込んでいく。
 「こんにちは」すっかり顔なじみになった助役さんに声をかけると、「また来たのか…」とでもいいたそうに、助役さんは一冊のノートを取り出し、それに名前と住所を書くと手続き完了。
 ズックのカバンに隠し持っていたカメラを取り出し、カバンを預かってもらい「気をつけてな」という助役さんの声を背にして事務所棟を出ると、目の前には何両もの蒸気機関車がうっすらと煙をあげながらたむろしていました。

 中学から高校にかけて…昭和38年から43年頃まで…何度となく通った国鉄・新小岩機関区です。

よろしければ続きをどうぞ。


台風一過 [雑感]

朝、起きてみると台風は足早に東の海上に去ってしまったようで、抜けるような青空が広がっています。
002.JPG


雪が降れば京成、花が咲けば京成…などと豪語していた私ですが、さすがに昨日の風と雨の中、カメラを持って出かけるなんて愚行の誘惑は自制して、雨戸を閉めた家の中でおとなしくしておりました。

昨日一日、風雨に叩かれたプランターの花。
003.JPG


もっとも首都圏のJR各線は昼過ぎから軒並み運転抑止がかかり、自然災害に強いという評判の京成も、夕方以降は運転を見合わせていたようです。

昨夜、8時を回って風もいくらか収まった頃、用足しに京成八幡の駅近くに行ってみますと、電車の運転再開を待つ人たちの列が、ホームから駅舎を抜け、都営新宿線の乗換階段のあたりまで溢れていました。おそらく各地で同じような光景が展開していたのでしょうね。皆さん、お疲れさまでした。

今朝は青空の下、元気に走っている京成電車です。
001.JPG


一枚目の写真は、この夏我が家の「グリーンカーテン」を務めてくれたゴーヤ。台風が来るというのに、ほっぽらかしにしておいたのですが、直前に生っていた実も、なんとか強風雨をしのいでくれたようで、無事収穫。
ゴーヤ.JPG

左側の物件は、今季最も大きかった実。おそらくこれが最後の収穫になりそうで、今夜はゴーヤ尽くしのメニューといきますか。

近所の葛飾八幡宮の境内に行ってみると、生い茂った木の枝が、だいぶ叩き落されていました。青々とした銀杏の葉いっしょに落ちていたのはギンナンの実。
銀杏.JPG


もうこんなに色づいていたんですね。
銀杏01.JPG


運転が復活して二週間経った京成シティライナー。
シティライナー.JPG


お客さんが少しは増えてくれているのかなぁ…。

☆☆お詫びと言い訳け☆☆
  実は昨日朝、半分だけ記事を仕上げたところで「下書きに保存」したつもりが、「公開」してしまい、気づいたときにはもう夜。しかも当地では、朝の青空はどこへやら…、午後遅くには一天俄にかき曇って雨まで降り始める始末。どうにも締りのない話ですが、中途半端な記事を24時間以上放置してしまった挙句、いちおう当初の「構想(笑)」通り記事を作り直し再公開させて頂きました。天気は整合してないし…まったくもってお恥ずかしい限りでありますが、何卒ひらにご容赦を…。

配給電車 [昔鉄(60年代の国鉄・私鉄)]

 撮影した時期ははっきりしないのですが、おそらく昭和40年代前半の国鉄・御茶ノ水駅。総武線の秋葉原方向から、高架線を下って奇妙な2両編成の電車がやって来ました。
001.jpg


 チョコレート色の旧型国電。顔立ちは当時、絶滅危惧種化していた17メートル級国電そのものですが、前位1枚目の客用扉と戸袋窓の後ろから、車体の上半分をばっさりと切り落とし、無蓋貨車のような構造になっていて、全体としてはL字形。写真の前部の車両にはパンタがついていませんが、無蓋部分を背中合わせに連結した後ろの車両は、運転台の上部にパンタグラフがあり、こちらは制御電動車のようです。編成を真横から見れば、漢字の「凹」を横に引き伸ばしたようなユーモラスなスタイル…。
 運転台窓下の方向板受けには◯に「配」の文字。
 当時東京の国電区間で見られた「配給電車」です。

続きを読む


月は東に… [ご近所鉄(京成電車など)]

01タイトル.JPG

「月は東に、陽は西に…」って、初夏の句じゃないですか。まぁ、秋口の満月の頃にもそういうシチュエーションがある、ってことでお許しを…。
 犬の散歩、というのが日課というか、私のデューティ。日が短くなってきて、夕方の散歩も5時頃にはスタートしないと、家に帰り着く頃には真っ暗になっています。ここ数日はお天気に恵まれて、気持ちのいい散歩が続いています。ふと空を見上げると、夕空にかかった月が日に日に存在感を放っている。気づいた頃は十日くらいの月。それが日毎に月齢を重ねてだんだんまんまるのお月さんになるにつれ、なんだか気持ちがザワザワと落ち着かないのであります。
 ルナティックなんて言葉もありますけどね。私の場合は別に気が触れたわけではなく、この月と京成電車をコラボさせたい、って気持ちが募ってきた…という話です。アレ? やっぱ馬鹿げてますね。
 雪が降れば京成電車とコラボ、桜が咲けば京成電車と…な~んていつものワンパターンな発想の延長線。まっ、いいや。

よろしければ続きをどうぞ。


お久しぶり!~シティライナー [ご近所鉄(京成電車など)]

 夏場の「電力使用制限令」の解除に伴い、削減されていた首都圏の電車運行は旧に復してしているようですが、地元京成電車も今日9月10日から「ほぼ正常ダイヤ」の運行に戻っています。
 3月11日の大震災以来、全面的に運転を取りやめていた「シティラーナー」も、一部だけですが、今日から運行を再開しました。
001.JPG

 再開一番列車のシティライナー80号。AE168F。運行番号はAE51を掲出。

 半年にわたり宗吾の車庫の奥に引き篭っていたAE100形。なんだかとっても懐かしい感じがします。
002.JPG


 「節電ダイヤ」以降、本線運用に入った3050形との離合は、いままでになかった新しい光景。
003.JPG


 運休前から乗車率の低さにあえいでいた「シティライナー」。今回のダイヤでは、復活したとはいえ、一日たったの2往復。しかも空港線には入らずに、成田止まりとなるダイヤです。
004.JPG


 なんだか昔の1600形「開運号」を思い出させるような運用ですが、上野-成田の所要時間は61~64分。私が子供の頃の開運号は上野-成田60分運転が売りだったと記憶していますが…それより遅いんだ…。

 運休していればやきもき、運転を再開すれば「大丈夫か?」と心配に…なかなかに悩ましいAE100形シティライナーの復活であります。

ステンプラカー! [昔鉄(60年代の国鉄・私鉄)]

 前回、岳南鉄道を訪問して、ひさしぶりに元・井の頭線3000系の湘南スタイルの顔を堪能してきました。
 そういえば、3000系がデビューした時、永福町まで見に行ったよなぁ…と49年前のことを思い出し、古いネガを引っ張り出してみました。
 昭和37年(1962年)の永福町です。当時、井の頭線の車庫はここにあったんですね。

 永福町のホームから車庫の方を眺める。カメラはフジペットです。いくらなんでも「シャイにもほどがある」写真ですね(^~^;)。
001.jpg


 当時私は小学校5年生か6年生。まだ車庫の事務所で撮影許可をもらうなんて知恵はなかったようで…。

 そこで強引にトリミング。三枚窓の1800形、湘南顔の1000形(1900形?)に囲まれて、紅一点とばかり、ステンレスの車体も眩しい3000系が停まっています。
001-01.jpg


 右隅に写っている色違いの電車と、それに繋がった貨車、屋根上に前照灯がついた凸型の車掌車(?)も気になるのですが、小学生の私には全然興味がなかったんでしょうねぇ。目の前に停まっているのに、写真を撮った形跡はなし。
001-02.jpg


 どうもこのとき撮った写真は、これ一枚のようです。千葉からはるばる新型電車を見に永福町まで行って、遠目に眺めて満足して帰っちゃったようです。ウブだったなぁ(´∀`;)。

よろしければ続きをどうぞ。


昭和一桁、矍鑠たり~岳南訪問記~その2 [ちょっとおでかけ鉄]

 接近しつつある台風の影響でどんよりとした曇り空の8月31日午後。岳南鉄道比奈駅に来ております。時刻は14時を少し回ったあたり。上り副本線には、昭和23年生まれの古豪・ED50形がコキ☓1+ハワム6両を連ねて待機中です。
031-01_ED401.JPG


 電車ホームから少し離れた場所に停まっているオールドタイマーの姿に見惚れておりますと、さきほど吉原駅で見た箱型電機ED402が、コキを3両連ねて到着しました。
 吉原14:04→比奈14:21の定期貨物列車のようです。
031ED401+コキ3両到着.JPG


よろしければ続きをどうぞ。


サボり病? ~岳南訪問記 [ちょっとおでかけ鉄]

 自転車でコケて、左腕の骨にひびがはいってしまってから2週間、今度は左をかばっていた右腕がおかしくなってしまいました。もともと頚椎にヘルニアっ気があるのですが、首がバリバリに凝って、肩から右腕にかけてズキズキ痛む。いや、何もしなければ、どうってことないのです。ただパソコンモニターを見続けたり、キーボードを叩いたり、マウスを握ったりすると、痛む。要は仕事をしようとすると具合が悪くなる。話を聞いただけなら、そんな都合のいい症状があるのか、って思いますよね。本人だって半分はそう思っている。でも牽引や鍼で治療しながら「安静に」というのが、医者や鍼灸師の御託宣。つまり「仕事をすんな!」ってことですな。

 ジタバタしても始まらないので、一週間程「仕事ヤメっ!」ということにしました。医者と鍼治療に通って、あとは家で安静に…していられるわけありませんね。仕事にまつわる動作さえしなければ、なんともないんだから…。
 若い友人(といっても50代)のY君にTEL。じつは自転車でコケた翌日、彼とひたちなか海浜鉄道を見に行こうと約束しており、彼はそのために「青春18きっぷ」を購入してくれていたのでした。先日のドタキャンの非礼を詫びて「ときに、『青春18きっぷ』まだ余っているようなら、気晴らしにどこか出かけようかと思うのだけど…」
「あっ、ちょうど私も今、仕事が暇になったところです」
 なぁんて具合に話はトントンと進み、およそ「青春」という言葉が似つかわしくないメタボな親父二人は8月31日朝、東京駅から東海道線普通列車熱海行き777Mに乗り込んだのであります。
001.JPG
>

よろしければ続きをどうぞ。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。